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セルオートマトンと人間との
インタラクション (ALart_2012)
生物や社会といった複雑なシステムは,
細胞や人といったミクロな相互作用を経て自己組織化し,
マクロレベルで多様な振舞いをみせる.
しかしながら,生物同士や異なる社会組織間といった,
システムの外におけるマクロレベルの相互作用も,
自己組織化に影響があると考えられる.
そこで,抽象モデルの1つであるセルオートマトンを用いて
「マクロレベルの相互作用」を体感できるシステムを提示する.
セルオートマトンと人間とのインタラクション (システム全体)
スクリーンに表示されるセルオートマトンに近づいてみてほしい.
身振り手振りをきっかけにセルオートマトンが
その振舞いを変化させていることに気づくと思う.
そして,セルオートマトンとのインタラクションのループに至った時,
そのインタラクションが
1つ1つのセルの挙動,
ユーザの細かな動作によって生じていることを考えてほしい.
そこには「マクロレベルの相互作用」が創発しているはずである.
(ALart_2012にて)
カラー・バリエーション(一部)
基本情報
展示場所 : 「ALart_2012」(
URL
),名古屋大学教養教育院プロジェクトギャラリー「clas」.
展示期間 : 2012年2月15日 - 22日.
作者 : 岩瀬雄祐,鈴木麗璽.
使用機材 : コンピュータ(高速化のためにGPUを使用),プロジェクタ,Kinect.
謝辞
ご来場いただいたみなさま,ならびに,
この度の展示にご尽力いただきました「clas」関係者,
有田・鈴木研究室のみなさまに感謝いたします.
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岩瀬雄祐(iwase@alife.cs.is.nagoya-u.ac.jp,全角の@を半角の@として下さい)